2017年05月18日

モエのスイスイ日記〈13〉

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みなさんこんばんは、水曜日の仲谷です。しばらくほったらかしました。久しぶりに書きます。

※今日は木曜日ですが、昨日の夜中に書いたブログを今投稿します。

昨日から男亡者の稽古が本格的にスタートし、劇団員全員が太秦おかげサマーに向けて走り出しました。今日は澤村さんと二人でシアターウル周辺の観光スポットをまわり、みなさんにご紹介すべく写真撮影をしてきました。芸能の神様がいる車折神社で公演の成功もお祈りして来ました。

劇団員は、ただ俳優として舞台に立つだけでなく、一つの公演をするために何ヵ月も前から様々な準備を重ねます。たくさんの方に作品を見に来てもらいたいからです。現在、ニットキャップシアターの劇団員は5人。一人一人が持つべき仕事は大きいです。向いてない仕事、やりたくない仕事もあります。それでも自分たちでやるしかありません。長く京都で活動しているニットキャップシアターは、私にとって憧れの存在です。劇団は日々変化していきます。劇団員が入れ替わり、時代も変わり、一人一人の生活環境や年齢も変わり、価値観も変わります。そのような変化の途中にあるニットが今できることは何か、私なりにいつも考えようとしています。忙しく走り回る先輩たちの姿を身近に感じながら、私にできることを探しています。

それで、自分のことや先輩のことをおもいながら黒田三郎さんの詩集を読んでたら、一つすごく印象に残った詩があったので、ちゃんと意味はわかってないけど、書きたいので書かせてください。


《 出発 》

どこか遠くの方から見ていたい
感動している自分を
感動して我を忘れてとんでゆく自分を
どこか遠くの方から見ていたい

身を切らしてしまってはいけない
よそ見をしてはいけない
心ひそかにそう念じながら
どこか遠くの方から見ていたい

あおいじつにあおい
その遠くの空の彼方へ
今はそれだけが私の仕事だ
荒々しく私は私を投げつける
紋白蝶のようにかるがると行ってしまうようにと
眼をとじながら私は私を投げつける
足元に落ちて高雅な陶器のように砕けないようにと
posted by ニットキャッパー at 12:18 | Comment(0) | 日々の泡
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